Endowusへの出資について

Release2023.08.09

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株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤 宏規、以下「MUFG」)の連結子会社である株式会社三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ(代表取締役 鈴木 伸武、以下「MUIP」)は、今般、運営ファンドである三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ 2号投資事業組合(以下「本ファンド」)を通じて、Endowus Technologies Pte. Ltd. (以下「Endowus」)への出資(以下「本出資」)を行いました。
MUIPおよび本ファンドは、フィンテックおよび関連スタートアップ企業へのより一層の戦略出資を通じて、引き続き、MUFGグループ各社と出資先との協業および事業シナジーを追求してまいります。

【会社概要】
商号:Endowus Technologies Pte. Ltd.
設立:2017年3月
本社:シンガポール
代表取締役CEO:Gregory Van

2017年に設立されたEndowusは、アジアをリードするデジタル・ウェルス・プラットフォームを提供しています。当社のプラットフォームは透明性・中立性を担保しながら、ユーザーの好みや投資のゴール設定に合わせて、完全お任せ型の長期投資商品、預金性のローリスクな商品、個別性の高いエッジの効いた商品など、ユーザーに寄り添った様々な商品サービスを、デジタルフィナンシャルアドバイザーとして提供しています。その投資ソースは現金資産だけではなく、シンガポールの公的年金も活用できる点が非常にユニークなポイントとなっております。更に、資産形成に関する様々なコンテンツも無料で提供しており、2023年には香港でも同様のデジタル・ウェルス・サービスを開始しています。

アジアにおける富裕層人口は増加の一途をたどっており、また働き世代や若年層はデジタルでの資産運用に非常に前向きであることから、全てをデジタルで完結できる当社サービスは今後益々需要が高まっていくと考えられます。MUIPは当社への出資を通じて、今後MUFGの東南アジアの4社のパートナーバンク及びそのユーザーの皆様にとって、資産運用におけるより良い機会とサービス提供ができるよう協業の可能性を模索してまいります。

MUIPについて:

MUIPは、日本を代表する金融グループであるMUFGのオープン・イノベーション戦略を担うコーポレートベンチャーキャピタルとして、2019年1月に設立されました。

現在、国内外で3つのファンド(ファンド総額 約530億円)を運営し、スタートアップへの戦略出資と、出資先スタートアップとMUFG各社との協業の推進に取り組んでいます。
詳しくは https://www.ip.mufg.jp/ja/top/ をご覧ください。

Endowusについて:

2017年に設立されたEndowusはアジアをリードする独立系デジタル・ウェルス・プラットフォームを提供しています。シンガポール金融管理庁と香港証券先物委員会の認可を受けているEndowusは、個人貯蓄、個人資産に加えて、公的年金(シンガポールのCPFとSRS)と連動したアジア初のデジタル・アドバイザーであり、個人に寄り添ったデジタル・ウェルス・エクスペリエンスを通じて、専門家のアドバイスと機関投資家の金融ソリューションへのアクセスを低コスト且つ適正な手数料でユーザーへの投資機会を提供しています。

Endowusは、シンガポールのベスト・デジタル・ウェルス・マネジメント、CEO・オブ・ザ・イヤー(Asia Asset Management’s Best of the Best Awards 2023)、シンガポールのベスト・デジタル・ウェルス・マネジメント・エクスペリエンス(The Asset Triple A Digital Awards 2023)、スタートアップ・オブ・ザ・イヤー、ウェルステック・オブ・ザ・イヤー(Asia FinTech Awards 2022)など、数多くの賞を受賞しています。Endowusはまた、世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニア2023、フォーブスの2022年「注目すべき100社」リスト、LinkedInの2022年トップ・スタートアップ企業にも選ばれています。Eudowusグループは10万人以上のユーザーにサービスを提供しており、グループ資産は60億シンガポールドルを超え、アジア最大級の独立系ウェルス・マネージャーとしての地位を確立しています。詳しくはhttps://endowus.com/をご覧ください。

Endowusへの出資について